ブチゴールドの日々(フィギュアブログ編)

自分のホビーな日々を語って行きます。

コミック「ルートエンド」は生きようとする人々の人間ドラマだ!

「ルートエンド」はジャンプコミックスプラスから出ている作者、中川海二の作品です

物語は孤独死などの遺体が腐敗した部屋を清掃し、元通りに復元する職業「特殊清掃」を営む主人公の春野太慈が住む町で、遺体を切断しENDの形に並べる連続殺人が発生しています

その事件に春野太滋が巻き込まれていく物語です

サイコ系のサスペンスドラマで、物語は静かにたんたんとしたペースで進んでいきます

サイコサスペンスだがメインは人間ドラマ

サイコサスペンスというと、ホラー映画的な恐怖なイメージですが、この作品はEND事件をメインに、死と向き合い前に進もうとする人々を描いていきます

主人公の春野や同僚達、エンド事件を担当する刑事など、それぞれが死に対しての何かしらのトラウマを持っています

そしてまた新たなエンド事件が発生した時、物語は本格的に始まるのです

死に対して怒りをあらわにする春野がエンド事件に関わり始めた時、それぞれのキャラクターもドラマが始まっていきます

皮肉にもエンド事件が春野達が本格的に己に向き合い始めるきっかけになっていきます

サスペンスも丁寧に描かれる

この作品の良質な所は猟奇殺人を娯楽的にしていないところです

例えば映画「セブン」などは七つの大罪を表現した猟奇殺人が行われていきます

その殺害法はそれぞれ衝撃を与え、そのインパクトはある意味、次の殺人はどうなるのか?という興味を与えます

しかし、ルートエンドの殺人はあくまでドラマのスターターになっています

作品内で殺人事件は続きますが、ドラマの一部に過ぎないのです

事件に翻弄される人達という視点がこの作品を独特のものにして、警察が犯人を追いかける姿も丁寧に書かれていきます

物語が進むと、また新たなドラマが生まれる

この作品は物語が進むと、また新しいドラマが生まれていきます

書くとネタバレになりますので言えませんが、話を伸ばすための物語ではなく、描かねばならない物語です

リアルで読んでいる私は、すごいな!この作者は!と思いました

この「ルートエンド」最良のサイコサスペンスドラマです

興味がある方はぜひ一読を!!

それではまた、ぶちでした

 

ROUTE END 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ROUTE END 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)