「カプセルQフロイライン 栞子さん表紙画胸像集『夏の横顔』」は2013年に海洋堂より発売されました。
当時、ミリオンセラーとなったメディアワークス文庫の小説「ビブリア古書堂の事件手帖」の表紙イラストわ立体化したシリーズです。
今回の「夏の横顔」はメディアワークス文庫100タイトル記念フェア用に描かれたイラストを立体化したものとなります。
浴衣の栞子さんの静かな品のある姿をビィネット化した作品ですが、これもまた珍しいフィギュア作品です。
「ビブリア古書堂の事件手帖」とは?
三上廷氏のライトミステリ小説シリーズであり、イラストは越島はぐ氏が担当している。
メディアワークス文庫初のミリオンセラー作品であり、漫画化やテレビドラマ化などがされた。
物語は、古本屋店主の栞子が古書にまつわる謎を解いていく日常系のミステリーである。
夏の横顔の出来映えは?
海洋堂の得意とするカプセルトイのビィネット版ですが、丁寧な造形、イラストを再現した塗装など満足のいく仕上がりとなっています。
立体設定と造形は、榎木ともひで氏によるもので、カプセルトイながら女性の繊細さを丁寧に表現しており、本の配置などヴィネットフィギュアとしても質が高いものとなっています。
カプセルトイながら、綺麗な作品なんですよね。
また、このフィギュアが出た頃からカプセルトイが一般化(全年齢化)してきた気がします。
それではまた、ぶちでした。