「20世紀漫画家コレクション 永井豪の世界『コミックス版デビルマン』」はフルタより2000年代に食玩フィギュアとして発売されました。
永井豪作品をシリーズとしたシリーズであり、永井豪先生の傑作コミック『デビルマン』を立体化した作品です。
前には「バイオレンスジャック」を紹介していますので、作品のクオリティは分かって頂けると思います。
「デビルマン」はフィギュアとして多数立体化されていますが、原作の絵柄も変化が多かったため多様なイメージの作品が存在しています。
「20世紀漫画家コレクション」版は、原作コミックの後半イメージを見事に立体化された作品です。
デビルマンフィギュアは素晴らしい作品が多いのですが、ここまで原作イメージを再現した作品は珍しいのではないでしょうか?
それでは「デビルマン」を観ていただきましょう。
デビルマンとは?
永井豪の傑作コミックの1つ。
1972年に少年マガジンにて連載された。
同時企画のアニメ版とは、基本的なキャラクターは同じだが別作品となっている。
物語は、遥か昔に眠りに入っていたデーモンが目覚め、人間世界の征服に乗り出すのを防ぐために、主人公である不動明がデーモンの力を手にいれ(サバトにより、自身の体にデーモンを召還する。)、親友である飛鳥了とともにデーモンた戦っていく。
しかしデーモンの侵略は、不動明の予想以上の展開をみせていくのであった。
この作品に関しては読んでいない方には必読といいたいほどオススメしたい傑作です。
私自身「デビルマン」のコミックをいくつものバージョンを購入しました。
原作はKCコミック版は全5巻で完結していますが、これだけの巻数で圧倒的な物語が展開していきます。
デビルマンの出来映えは?
原作イラストのイメージを見事に再現された造形です。羽を広げ宙にうき、鋭い眼光を見せる姿は、主人公である不動明の激戦をイメージさせます。
原作の人間の姿を残した悪魔のイメージの迫力が、食玩フィギュアながら感じられる作品です。
塗装のレベルも高いのもポイントです。
鉄の棒で空に飛んでいる姿を表現しているのも、またカッコいいですよ。
当時の原作ファンも、このフィギュアは結構買った人が多かったのではないでしょうか?
原作デビルマンを現代版として再現したアニメも有りますので、そちらもオススメしておきます。
それではまた、ぶちでした。
私的にはOVA版をオススメです。