「北斗の拳・バイオレンス・アクションフィギュア ケンシロウ・デラックス」はレッズより2000年前半に発売されました。制作は海洋堂になります。海洋堂初期制作のアクションフィギュアシリーズで、現在展開している可動フィギュアシリーズ「リボルテック」の前型と言える作品です。可動ジョイントが無いためあまり可動はしませんが、発売当時は日本で発売されている可動フィギュアでは良シリーズでした。
ちなみに発売元のレッズは当時、大ブームとなった「スポーン」フィギュアの輸入販売なども行っていました。
さて今回のケンシロウフィギュアですが、デラックスの名の通り多数のパーツが付属しています。ケンシロウの服から、ショルダーアーマー、マント、修羅の国に渡るときかけていたゴーグルなど装備品から、多種のハンドパーツ、トンファーやヌンチャクなどの武器など至れり尽くせりになっています。
造形、塗装などは当時では文句がないクオリティです。のちに展開される「リボルテック」版北斗の拳の基本は完全に出来上がっているのです。
今、見てもケンシロウのかっこよさが表現されていて、味があるフィギュアとなっています。
ただワガママを言えばもう少し可動して欲しかった位ですね。ですが改善されたケンシロウは発売されていますが。
それではまた、ぶちでした。