ブチゴールドの日々(フィギュア編)

自分のホビーな日々を語って行きます。

映画「ゴーン・ガール」はサスペンス映画でも一つ抜きでた面白さがある!!

映画「ゴーン・ガール」は主人公ニックの妻エイミーが姿を消し、血痕などが発見されます。

これは殺人なのか?それとも失踪なのか?

エイミーに何が起こったのか?

物語は静かに日常を崩し始まっていきます。

 

ゴーン・ガール

監督………デイビッド・フィンチャー

脚本・原作……ギリアン・フリン

キャスト

ニック・ダン………ベン・アフレック

エイミー・エリオット・ダン……ロザムンド・パイク

タナー・ボルト……タイラー・ペリー

マーゴ・ダン………キャリー・クーン

ボニー刑事…………キム・ディケンズ

2014年公開作品

ディビッド・フィンチャーは作品ごとに人間ドラマが上手くなってない?

初期の監督作「エイリアン3」の出来には悪い意味で涙を流したんですが「セブン」、「ファイトクラブ」を通してディビッド・フィンチャー作品は人間ドラマが面白くなっていくんですよ。

監督が良いシナリオに出会ったのか、映像美的演出のこだわりから新たに映画を良くするために前に進んだのかは分かりませんがね。

どちらにしろ確実に映画を撮るごとにディビッド・フィンチャーは成長しているのです。

そして今回の「ゴーン・ガール」です。「ゴーン・ガール」は数あるサスペンス作品の中でも別格のクオリティです。

正直いうと事件については映画を見ている最中、犯人は分かってしまいましたが、この作品の魅力は中盤以降にあるのです。

しかしキャラクターを細かく見せながら、事件が始まっていく前半のドラマの見せ方がまた上手いのです。

 

サスペンスの面白さが改めてわかる素晴らしい脚本!!

物語は主人公ニックの妻エイミーが姿を消すところから始まります。

警察の捜査によりキッチンに残った血痕が見つかり他殺と失踪の二つの方面で、事件の捜査が始まるのです。

主人公であるニックが事件に巻き込まれる過程の中、平行して妻エイミーの行方不明前の日常が描かれていきます。

この見せ方が絶妙でニックとエイミーの夫婦像を私たちに見せていくのです。

そして全てに伏線があるのではないか?と思えるぐらい伏線のはりかたが素晴らしいく、

伏線が分かったときの「おおっ!」感は半端ありません!

そして物語が進むほど、ニックに対しても不信感が生まれてきます。

真実が見えないまま事件が進んでいく過程は時間を忘れさせるほどです。

この映画は2時間30分ぐらいあるのですが、時間を忘れてのめり込んでしまいました。

私の中ではサスペンス映画の中ではトップレベルのクオリティです!!

アカデミー脚本賞をあげたいくらいなのです!!

ですがディビッド・フィンチャー監督なので他の作品同様、映画のラストについてはご覚悟ください。

 

ニックやボニー刑事などキャラクターの使い方がまた上手い

ニックの性格や、事件を担当するボニー刑事、そしてニックの双子の妹マーゴなどメインのキャラクターをベン・アフレック達が見事に演じきっています。

ニックの人間性などベン・アフレックがその機微を演じきり、視聴者である私達とリンクしていくのです。

そしてこの映画のキーパーソンであるエイミーをロザムンド・バイクがリアルに演じ、彼女の存在が、この映画の持つ「恐怖」をより際立たせることとなります。

 

内容は言えないがサスペンスの内容が変化していく希有な作品。

この映画はサスペンスの傑作と言っていいぐらいのクオリティですが、物語が進むたびに別の形のサスペンスが生まれていきます。

正直、それがこの「映画」のメインと言っていいでしょう。

例えるならヒッチコックの「サイコ」的と言えばいいでしょうか。

ネタバレになってしまうため書くことはできませんが本当に恐ろしく、人の本質についても考えさせられる作品です。

作品の結末は私の感想としては「映画」としては良いが「映画を観る個人」としては難しいというところです。

映画の最後では、ディビッド作品で多い賛否両論別れる終わり方になっています。

ディビッド・フィンチャーの生むラストのこのテイストは私は正直、苦手です。

面白いのですがね。

しかし、このようなサスペンスが楽しめる映画は滅多にないので(内容は言えない)観ても損はない「作品」であると言えます。

 

最終的に私の感想はこの「映画」は人間の内面を描く怖い作品でしたが、面白さは間違いないと言うことです。

 

それではまた、ぶちでした。

 

ゴーン・ガール (吹替版)